矢来能楽堂で、緑泉会の例会。
「雲林院」の舞囃子に、津村禮次郎さんの仕舞「頼政」、狂言は万作さんの「蚊相撲」、能は「草子洗小町」。おシテはうちの師匠でした。(緑泉会ではないけれど。)
緑泉会は、津村禮次郎さんが代表をされていて、津村さんは現代舞踏など能以外との競演を様々やって来られ、独特のオーラがあります。少しお歳を召したけど、味のある仕舞。
「草子洗小町」は、小野小町と歌競争をすることになった大伴黒主が、小町の歌を事前にこっそり盗み聞きし、歌会でズルして小町を落とし入れようとする話。結局発覚してしまい、自害しようとする黒主を、小町が許してあげます。
昨年見に行った祇園祭で「黒主山」という鉾があり、「あ、ズルした人だ!」と思いましたが、違います、黒主、六歌仙のちゃんとした有名な歌人です。
4時前に終わり、帰りにお社中友達と「お茶する?」となって、結局春巻でビール。
帰ってからは、軽く。
マグロとアボカドは海苔で巻いて食す。
茗荷は、醤油、胡麻油、七味唐辛子で和えました。
アスパラ、切らずに茹でるのは24秒! とNHKで三國さんがやっていたのを、コメントでたたこさんに教えて頂き、やろうとしたら、切らずに入るフライパンがない。やむなく切った上に、まごまごしていたら30秒くらいになってしまった。私は水にとらないので余熱も入り、シャキシャキして良かったです。
ジェムソンの薄い水割り2杯。
******
春先に、西武でお安く出していて衝動買いした単衣のお召に、いつもの染め屋さんの、モンドリアンみたいな帯。
着物はサラサラして軽くて着やすかった。